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看護師として働くメリットやデメリット、気になることをまとめて紹介

      看護師って大変??

    どんな仕事をしてるの?

             お給料ってどのくらい?

        やりがいある?

看護師として働いてみたいけど仕事って大変なのかな、給料ってどのくらい貰えるのかな、と気にならないでしょうか?

私も看護師としてはたらく前は「夜勤が大変そう」「ちゃんと休めるのか心配」というネガティブなイメージがありました。

そこで、看護師の仕事や給料が気になっている方の詳しく知りたいという気持ちを解決したいと思い、看護師として病院や施設で働いたことがある私が記事にまとめました。

この記事はこんな方におすすめ

  • 看護師の仕事がどのようなものなのか知りたい
  • 看護師の給料について知りたい
  • 看護師のやりがいや大変なことが知りたい
  • どのような人が看護師に向いているのか知りたい
  • どのような場所で働けるのか知りたい

この記事を読んで看護師の仕事を理解できれば、看護師を目指そうと決断ができたり、他の仕事を探すなどの選択肢を考えたりすることができます。

看護師の仕事に対する疑問を解決し、今後の働き方の方向性を決めるきっかけにして下さい。

目次

 看護師の仕事とは?

看護師の仕事は患者さんの療養上の世話診療の補助を行うことが仕事です。

病院や施設、診療科によって患者さんや利用者の観点の違いはあれど、療養上の世話や診療の補助を行い怪我や病気の回復を早めたり、安心した療養生活の手助けをしたりする仕事は共通しています。

具体的な業務の一部を挙げます。

  • バイタルサインチェック(体温、脈拍、血圧、spo2など)
  • 注射、点滴、採血
  • 内服の準備、補助
  • 食事、入浴、排泄などの生活の補助
  • ベッドメーキングなどの環境調整
  • カルテ記録
  • 看護師間でのミーティング
  • ナースコール対応
  • 患者さんや家族への説明
  • 医師、コメディカル(理学療法士、栄養士など)他職種とのカンファレンス

 看護師の仕事のメリットやデメリット

看護師は国家資格であり世間的なイメージが良いことや、ドラマなどでも活躍しており、憧れられる職業でもあります。

実際に看護師を目指すとなると、メリットやデメリットについても理解しておくと良いでしょう。

ここではメリットとデメリットについて3つに絞って解説していきます。

メリット

平日に休みがとれる

平日に休みがとれることはメリットのひとつです。

多くの看護師はシフト制で働いており、平日休みが多いことも特徴です。休日などの混雑を避けて外食や旅行を楽しんだり、病院やクリニックの予約が取りやすかったり、役所や銀行などの施設を利用できたりします。

また、平日の休みに有給を使わないため、連休を取りたい時にまとめて有給をとるなどの調整もできることから、平日の休みがメリットと感じる看護師は多いです。

平日に休みがほしい人にとってメリットといえます。

就職や転職に困らない

就職や転職に困らないことは看護師で働くうえでのメリットといえます。

高齢化社会にもかかわらず病院や施設では看護師が慢性的に不足していることから、看護師のニーズは高まっています。職歴や年齢に関して制限が少ない傾向にあり、看護師は就職や転職に有利です。

「夜勤がないところで働きたい」「子育てが落ち着いたから仕事に復帰したい」と考えた時に看護師は求人が充実しているため、スムーズに就職したり転職したりできるでしょう。

転職や就職に困らないことは看護師のメリットといえます。

患者さんや家族から感謝される

患者さんや家族から感謝されることはメリットのひとつです。

看護師は患者さんや利用者、その家族と直接関わる場面が多いため直接感謝の気持ちをいただける機会が多いことが特徴です。感謝の言葉は充実感や社会貢献をしている感覚が得られやすく、モチベーションにつながります。

「看護師さんのおかげで退院できました」「将来私も看護師さんみたいになりたいです」などの言葉を直接いただけるのは看護師ならではの感動ではないでしょうか。

患者さんや家族からの感謝はメリットといえます。

デメリット

体力的な負担が大きい

看護師は体力的な負担が大きいことがデメリットです。

患者さんの日常の世話やケアのほとんどは力仕事が多いため身体を痛めるリスクがあり、また、夜勤など不規則な勤務をすることで生活リズムも崩れるでしょう。

「腰が痛いけど患者さんのケアは避けられない」「夜勤が続いて体調を崩してしまった」という例も多く、看護師を続けていくことが難しいと感じる人もいます。

体力的に負担が続くことは看護師にとってデメリットです。

命に関わるので責任が大きい

命に関わる仕事で責任が大きいことはデメリットといえます。

看護師は患者さんの命を預かる立場で働くため、常に緊張感を持って仕事をすることでストレスが続きます。

重症な方へのケアや薬品の扱い、心電図モニターの警告アラームの対応など、「間違ったらどうしよう」「急変したらどうしよう」といった不安が大きく、プレッシャーに押しつぶされてしまう看護師もいます。

命に関わる仕事で責任が大きいことはデメリットといえるでしょう。

人間関係が複雑である

人間関係が複雑なことも看護師で働くうえでのデメリットといえます。

病棟や施設など閉鎖的な環境で忙しく働き続けると軋轢は生まれやすいものです。スタッフ皆んなが業務に奔走する中、言葉がきつくなったり理不尽な振る舞いがあることも少なくありません。

患者さんや家族、医師とも上手に関係性を作っていかなければいけない中、一緒に働いている看護師と関係が悪化してしまうと仕事が辛くなることもあるでしょう。

人間関係が複雑なことはデメリットといえます。

 看護師の給料

2024年度の看護師の平均年収は508万1700円(平均年齢41.9歳)で、税金や社会保険料が引かれた看護師の「手取り年収」は平均380万〜405万円です。

看護師の給料の違いは、経験年数や役職、夜勤の有無、働く病院の規模や特徴、地域によって生まれます。

看護師の給料は日本の平均年収506.9万円と比べて大差ありませんが、これからも求められる職種で安定して稼げると考える方もいれば、労働に見合っていないと考える方など様々です。

参照:【2024年版】看護師の平均年収いくら?手取り、ボーナスなど給料まるごと解説

 看護師が活躍している場所

看護師は病院で働くイメージが強いですが、看護師の資格を持つと様々な場所で働くことができます。

ここでは病院以外で看護師が活躍している場所の一部を紹介します。

  • 診療所、クリニック
  • 介護保険施設、福祉施設
  • 訪問看護ステーション
  • 看護学校の教員
  • 企業の健康管理室
  • 保健所、保健センター など

 看護師に向いている人

看護師の多くは病院や施設で働きます。相手が傷病者や障がい者であり、また、医療チームの中心として様々な職種と連携したり、看護師間での報告、連絡が多かったりする特徴から2つ解説します。

注意力や観察力がある人

注意力や観察力がある人は看護師に向いているといえます。

患者さんの中には自ら症状を訴えられない方や、知らないうちに症状が悪化しているケースがあります。「いつもと様子が違うな」「何かおかしいな」と気づくことで症状の悪化を早期に発見できるでしょう。

また、病状のみではなく、「いつも処方されている薬がない」「床に物が置いてあって危ない」など、医師の指示ミスや患者さんの環境などにも注意が行き届くことで事故を防げます。

注意力や観察力がある人は看護師に向いているといえます。

協調性やコミュニケーション能力が高い人

協調性やコミュニケーション能力が高い人は看護師に向いています。

看護師は患者さんや利用者さん、その家族と関わる機会が多い職種です。患者さんや家族から困り事を引き出したり、適切な説明をして理解を得たりすることで治療をスムーズに進められます。

また、医師やその他の職種と治療の進捗について看護師が中心となって意見をまとめたり、看護師間で声をかけ合い安全で的確な仕事を行なったりしています。

協調性やコミュニケーション能力が高い人は看護師に向いているでしょう。

 まとめ

看護師として働くことのメリットやデメリットは以下の通りです。

メリット

  • 平日に休みがとれる
  • 就職や転職に困らない
  • 患者さんや家族から感謝される

デメリット

  • 体力的な負担が大きい
  • 命に関わるので責任が大きい
  • 人間関係が複雑である

看護師は医療を支える仕事として社会的にも重要な職業です。医療は看護師だけでなくさまざまな業種が活躍することで医療は支えられており、いろいろな選択肢があります。

今回の記事をきっかけに今後の自分がどのように働いてみたいか、社会で必要とされたいかなど振り返ってみてください。

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