看護師として働き始めてまだ1年もたっていないけれど、仕事がつらくて辞めたい。

「このまま続けた方がいいのかな」



「1年未満で辞めたら、この先どうなるのだろう」
このように悩んでいませんか?
私自身も、看護師1年目や転職した直後には、慣れない仕事や人間関係に悩み、仕事を続けるべきか考えた経験があります。
看護師1年目で辞めたいという思いは、決して珍しいものではありません。
ただし、すぐに退職を決める前に、「何がつらいのか」「心身にどのような変化が出ているのか」を整理することが大切です。
この記事では、現役看護師の立場から、以下の内容を解説します。
この記事を読むことで、自分がつらいと感じている原因を整理し、次に取る行動を考えられるようになります。
無理に続けるべきか、すぐに辞めるべきかを決めつけるのではなく、自分に合った選択肢を考えるきっかけにしてください。
看護師1年目で辞めたいと思うのは甘え?珍しいこと?
看護師1年目で仕事を辞めたいという思いは、珍しいことではなく、決して甘えでもありません。
働き始めたばかりの時期は、新しい環境や生活に慣れる必要があり、心身に負担がかかりやすい時期です。
特に医療の現場では、「患者さんの命を預かっている」「仕事を覚えなければならない」「勉強もしなくてはいけない」といった重圧を感じる場面も多いでしょう。
そのため、看護師1年目で辞めたいと感じるのは、本人の弱さだけが原因ではありません。慣れない環境や仕事の責任によって、多くの新人看護師が抱えやすい悩みといえます。
また、日本看護協会の「2025年病院看護実態調査」では、2024年度の新卒採用看護職員の離職率は8.4%でした。すべての新人看護師に当てはまる数字ではありませんが、働き始めて間もない時期に離職を選ぶ人が一定数いることがわかります。
看護師1年目で仕事を辞めたいと感じる主な原因




看護師1年目は、仕事の責任だけでなく、人間関係や生活リズムなど、さまざまな負担が重なりやすい時期です。
ここからは、看護師1年目で仕事を辞めたいと感じる主な原因を紹介します。
覚える仕事が多く、業務についていけない
覚える仕事が多く、業務についていけないと感じるのは、看護師1年目にとって大きな負担になります。
実際の現場では、学校で学んだ知識だけでなく、患者さんの状態や疾患、病棟ごとのルールに合わせて判断する力が求められます。さらに、病棟のタイムスケジュール、電子カルテの操作、処置の準備、先輩への報告など、覚えることは多岐にわたります。
ナースコールへの対応や点滴の交換、検査出し、記録などが重なると、何から優先すればよいのか迷う場面もあるでしょう。なんとか業務を終えても、看護記録を書いているうちに定時が過ぎるのも珍しくありません。
そのため、看護師1年目で「仕事についていけない」「自分だけできていない」と感じるのは自然です。覚えることが多い時期だからこそ、負担やプレッシャーを感じやすいといえます。
先輩との人間関係がつらい
先輩との人間関係のつらさも、看護師1年目が仕事を辞めたいと感じる理由の一つです。
看護師1年目は、先輩に報告・連絡・相談をしながら、安全に仕事を進めていく必要があります。しかし実際には、「怖くて話しかけられない」「先輩も忙しそうで声をかけにくい」と感じ、必要な報告や相談が遅れてしまうこともあります。
また、医療現場では先輩たちも余裕がない場面が少なくありません。そのため、「なんで早く報告しなかったの?」「何をしていたの?」と責められるような言葉を受けると、つらい気持ちになるでしょう。
本来であれば、先輩は仕事の悩みを相談したり、困った時に頼ったりする存在です。しかし、その先輩との関係をうまく築けないと、職場にいること自体が苦しくなってしまいます。
このように、先輩との人間関係の悩みは、看護師1年目が「仕事を辞めたい」と感じる大きな要因の一つです。



「今話しかけても大丈夫かな…」って、
何回も様子を見ちゃいますよね💦
ミスや医療事故への不安が強い
ミスや医療事故への不安も、看護師1年目が仕事を辞めたいと感じる要因の一つです。
看護師の仕事には、患者さんの状態に関わる処置や薬剤の取り扱いも含まれます。薬の間違いや患者さんの取り違えは重大な医療事故につながる可能性もあるため、常に緊張感を持って働く必要があります。
特に1年目のうちは、知識や経験に自信が持てず、「これで合っているのかな」「報告が遅れていないかな」と不安になりやすい時期です。家に帰ったあとも、「何かやり残しはないかな」「間違っていなかったかな」と考えてしまい、気が休まらないこともあるでしょう。
このように、命に関わる仕事であると実感するほど、不安やプレッシャーが強くなります。だからこそ、不安を一人で抱え込まず、先輩やプリセプターに確認しながら仕事を進めることが大切です。
夜勤や不規則な生活に慣れない
夜勤や不規則な生活に慣れないことも、看護師1年目が仕事を辞めたいと感じる要因の一つです。
職場によって異なりますが、入職して数か月後から夜勤が始まる場合があります。夜勤が始まると生活リズムが乱れやすくなり、睡眠不足や疲労を感じる人もいるでしょう。
また、夜勤中は日勤よりも少ない人数で業務を行うため、看護師一人ひとりの負担やプレッシャーも大きくなります。急変対応やナースコール、点滴管理などが重なると、「自分に対応できるのだろうか」と不安を感じる場面もあります。
「いつも疲れている」「眠りが浅くなった」「休んでも疲れが取れない」と感じるようになると、仕事と休息のバランスが崩れやすくなります。その結果、しっかり休めている実感を得にくくなることもあるでしょう。
このように、夜勤や不規則な生活への適応に苦労することも、看護師1年目が仕事を辞めたいと感じる理由の一つです。



休みの日なのに、気づいたら寝て終わっていた…
なんてこともよくありました💦
仕事を続ける前に休む・相談することを考えたい心身のサイン




看護師1年目で仕事がつらくても、「新人だから仕方ない」「仕事はこういうものだ」と思い、無理を続けてしまうことがあります。
しかし、眠れない、食欲がない、出勤前に吐き気や動悸がするなどの不調が出ている場合は、心や体に大きな負担がかかっているサインかもしれません。
このような状態を我慢し続けると、さらに体調を崩してしまう可能性もあります。
ここでは、仕事を続ける前に休むことや、誰かに相談した方がよい心身のサインについて解説します。



「最近元気ないよ?」「ちゃんと寝れてる?」
と周りから言われたことはありませんか?
自分では気付かなくても、心身からのサインが出ていることもあります。
眠れない、食欲がない
眠れない、食欲がないといった症状が続いている場合は、休むことや誰かへの相談を考えたいサインです。
睡眠不足や食欲の低下は、集中力や体力に影響しやすく、仕事にもプライベートにも悪循環を生むことがあります。
たとえば、十分に眠れない状態が続くと、日中の集中力が下がり、仕事中のミスが増える可能性もあります。また、食事が十分に取れない状態が続けば、疲れが抜けにくくなり、さらに気持ちが落ち込みやすくなることもあるでしょう。
「新人だから仕方ない」「もう少し頑張れば慣れる」と思っていても、眠れない、食欲がない状態が続く場合は、心や体が限界に近づいている可能性があります。
そのため、こうした症状が続くときは、一人で抱え込まず、信頼できる人や医療機関への相談が大切です。
出勤前に吐き気や動悸がする
出勤前に吐き気や動悸がする場合は、早めに相談したり、休息を考えたりしてよいサインです。
吐き気や動悸は、強い緊張やストレスによって起こることがあります。特に、出勤前になると症状が出る場合は、仕事に対する不安や負担が心身に影響している可能性もあります。
「そのうち慣れるだろう」「自分が弱いせいかな」と考えて我慢し続けると、さらに体調を崩す可能性もあります。自分だけで判断しようとせず、信頼できる先輩や上司、家族、医療機関への相談も大切です。
出勤前の吐き気や動悸は、気合いだけで乗り越えるものではありません。症状が続く場合は、早めに休息や相談を考えてみましょう。



私の同僚にも同じようなサインが出ていたことがあり、
「無理してほしくないな」と感じたことを今でも覚えています💦
涙が止まらない、消えてしまいたいと感じる
涙が止まらない、消えてしまいたいと感じる場合は、一人で抱え込まず、早めに相談や休息を考えてほしいサインです。
強い緊張やストレスが続くと、自分でも気づかないうちに心が限界に近づいていることがあります。特に「消えてしまいたい」と感じるほど追い詰められている場合は、気合いや我慢だけで乗り越えようとしないことが大切です。
「自分が休んだら迷惑をかけてしまう」「他の看護師も頑張っているから言い出せない」と思い、つらさを抱えたまま働き続けていないでしょうか。
しかし、ここまで頑張ってきたからこそ、今は自分自身を守ることを優先してもよい時期です。信頼できる人や職場の上司、医療機関などに相談し、必要であれば休むことも大切な選択肢です。
もし「消えてしまいたい」という気持ちが強い場合や、自分を傷つけてしまいそうな不安がある場合は、できるだけ早く周囲の人や医療機関、緊急の相談窓口につながるようにしてください。
仕事のつらさが続くと、「ただ疲れているだけなのか」「心の不調なのか」が自分では分かりにくくなることがあります。
眠れない、食欲がない、気分の落ち込みが続く場合は、うつ病などの可能性も考えられます。うつ病の症状や受診の目安については、以下の記事でも解説しています。
関連記事:うつ病とは?症状や受診の目安を看護師がわかりやすく解説


辞めたい気持ちは誰に相談すればよい?




辞めたい気持ちがあっても、「甘えていると思われないかな」「もう辞めたがっていると思われないかな」と不安になり、なかなか相談できないこともあるでしょう。
しかし、看護師として働く中で「辞めたい」と感じる人は、決して珍しくありません。実際に同じような悩みを経験し、あなたの気持ちに共感してくれる人もいるはずです。
また、職場の人だけでなく、家族や友人など、あなたを心配してくれる人もいます。一人で抱え込まず、まずは話せる相手に気持ちを打ち明けることが大切です。
相談するときは、「辞めたい」という気持ちだけでなく、何がつらいのか、どのような場面で困っているのかも整理して伝えるとよいでしょう。
ここでは、辞めたい気持ちを相談できる相手や、伝えるときに意識したい点を紹介します。
プリセプターや信頼できる先輩に相談する
辞めたい気持ちを相談する相手として、プリセプターや信頼できる先輩は選択肢の一つです。
ただし、プリセプターとの関係がよくない場合は、無理に相談する必要はありません。話しやすい先輩や、普段から気にかけてくれる人がいるなら、その人に相談してみるのもよいでしょう。
プリセプターや先輩は、日頃の仕事ぶりを近くで見てくれている存在です。そのため、自分では気づけない課題や、今の状況に合ったアドバイスをもらえることもあります。
相談するときは、忙しい業務中に無理に話すより、面談の時間や仕事終わりなど、落ち着いて話せるタイミングを選ぶとよいでしょう。



仕事中はナースコールや医療機器のアラーム対応で、話が中断したり、
ゆっくり話を聞いてもらえなかったりすることもありますね。
師長に今の状況を具体的に伝える
プリセプターや先輩だけで解決が難しい場合は、師長への相談も選択肢の一つです。
師長は、病棟全体の勤務状況やスタッフの配置、指導体制を調整する立場にあります。そのため、休みを取りたい、夜勤の回数を減らしたい、部署異動を相談したいなど、具体的な環境調整につながる可能性があります。
相談するときは、いきなり「辞めたいです」と結論だけを伝えるよりも、まずは今の状況を具体的に話すことが大切です。
たとえば、「どの業務が負担になっているのか」「誰との関係に悩んでいるのか」「眠れない、食欲がないなどの体調の変化があるのか」を整理して伝えると、師長も状況を把握しやすくなります。
「このような状況が続いていて、今のまま仕事を続けることが難しくなっています」と伝えることで、休みや業務調整、今後の働き方について相談しやすくなるでしょう。
家族や職場以外の人にも相談する
家族や友人など、職場以外の人への相談も大切な選択肢の一つです。
職場の人には話せなくても、家族や友人であれば気持ちを聞いてもらいやすい場合があります。また、医療現場の常識とは違った視点で話を聞いてもらえることもあるでしょう。
自分では「これくらい我慢するのが当然」と思っていても、看護師以外の人から見ると、とても大変な状況に映ることがあります。職場の中にいると気づきにくい負担も、外の人に話すと整理しやすくなるかもしれません。
心配してくれる人に自分の気持ちを正直に話してみると、少し気持ちが軽くなることもあります。一人で抱え込まず、職場以外の人にも相談してみましょう。



私の場合、大学の先輩や看護学生時代の同級生によく相談していました。
残業の多さや大変さなど、話を聞いてもらうだけでも少し気持ちが楽になったことを覚えています。
心身の症状が強い場合は医療機関に相談する
眠れない、出勤前に動悸や吐き気がする、涙が出てくるといった症状が続く場合は、医療機関への相談を考えてもよいサインです。
心身の不調は、自分では限界に近づいていると気づきにくいものです。そのまま無理を続けると、うつ病や適応障害などの心の不調につながる可能性もあります。
医療機関に相談すると、今の心身の状態を客観的に確認できます。また、必要に応じて診断書を作成してもらうことで、休職や勤務調整、配属変更などを相談しやすくなる場合もあります。
受診を「病んでしまった」と後ろめたく感じる必要はありません。重い状態になる前に、早めに相談しておくことも、自分を守るための大切な行動です。
退職する前に検討できる選択肢




退職を考えることも決して悪いことではありません。
ただし、退職に踏み切る前に、業務量の調整や部署異動、休職など、ほかの選択肢を一度検討してみることも大切です。
実際に環境を少し変えると負担が軽くなり、仕事を続けやすくなる場合もあります。また、いくつかの方法を試したうえで退職を選んだのであれば、「もっとできることがあったかもしれない」という後悔も減らせるでしょう。
ここでは、退職する前に検討できる選択肢について解説します。
業務量や指導方法を調整してもらう
業務量や指導方法を調整してもらうことも、退職する前に検討できる手段の一つです。
新人看護師の教育では、病棟のスケジュールや教育プログラムが、個人の成長スピードより優先されてしまう場合もあります。まだ不安が残っている状態で新しい業務を任されると、さらにプレッシャーが強くなることもあるでしょう。
また、「他の同期は順調に進んでいるのに、自分だけ遅れている」と感じることもあるかもしれません。しかし、他の人と比べるよりも、自分が安心して仕事を続けられる方法を考えることが大切です。
業務量が多すぎる、指導方法が合わない、新しい業務に不安がある場合は、師長やプリセプターに、業務量や指導の進め方を調整してもらえないか相談してみましょう。
部署異動を検討する
退職を考える前に、部署異動を検討することも手段の一つです。
今働いている病棟のスピード感や業務内容が、自分の性格や考え方に合っておらず、うまく働けないと感じている可能性もあります。
また、人間関係に悩んでいる場合も、部署を変えることで環境が変わり、気持ちを新たにして仕事に向き合えることがあります。
今の部署が合わないからといって、看護師そのものに向いていないとは限りません。退職という大きな決断をする前に、部署異動ができないか相談してみることも大切です。



私も総合病院を辞めてしばらくしてから、
「他の診療科も経験しておけば良かったかなぁ」
と振り返る時があります💦
一時的に休職する
一時的に休職することも、退職する前に検討できる手段の一つです。
仕事から少し距離を置くことで、心身を休めながら、今後も働き続けたいのか、それとも環境を変えた方がよいのかを落ち着いて考えられる場合があります。
毎日仕事のことを考えていたり、休みの日も気持ちが切り替えられなかったりする場合は、休職によって一度クールダウンすることも大切です。心身が疲れ切った状態では、退職すべきかどうかを冷静に判断しにくいでしょう。
また、休職中も在籍扱いとなるか、給与や社会保険をどう扱うかは職場の就業規則によって異なります。休職を考える場合は、師長や人事担当者に制度の内容を確認しておくことが大切です。
退職を決断する前に、まずは休職して心身の回復と気持ちの整理を優先することも、一つの選択肢といえるでしょう。
看護師1年目で辞めると今後の転職に影響する?




看護師を1年未満で辞めた場合、次の就職先や今後のキャリアに影響があるのではないかと、不安に感じる方もいるでしょう。
ここでは、看護師1年目で退職した場合に考えられる影響について解説します。
1年未満の退職だけで再就職できなくなるわけではない
看護師を1年未満で辞めたからといって、必ずしも看護師として再就職が難しくなるわけではありません。
看護師は人材を必要としている医療機関や施設が多く、希望する働き方や勤務地によっては、次の職場を探しやすい場合もあります。
また、自分に合わない環境で無理を続けて心身の不調につながるよりも、早い段階で教育体制や働き方が自分に合う職場へ移る方が、長期的なキャリアにとってプラスになることもあるでしょう。
面接で退職理由を説明できるようにする
一方で、1年未満での退職には、次の転職活動で確認されやすい点があることも事実です。
採用側は、「なぜ早期退職に至ったのか」「次の職場でも同じ理由で辞めてしまわないか」を確認したいと考える可能性があります。
また、看護師1年目で退職した場合は、基本的な業務経験が十分に身についていないこともあります。そのため、次の職場では改めて教育を受ける必要があり、職場によっては受け入れ体制が限られている場合もあるでしょう。
そのため、転職活動をする際は、前の職場を辞めた理由だけでなく、「次はどのような環境で働きたいのか」「どのように看護師として成長していきたいのか」を整理して伝えることが大切です。
早期退職の事実だけではなく、次の職場で前向きに働く意欲を伝えられるよう準備しておきましょう。
続ける場合と辞める場合に準備すること




今の職場で働き続ける場合でも、退職を選ぶ場合でも、今後の見通しや準備をしておくと、気持ちが整理しやすくなることがあります。
「今の職場であとどのくらい頑張ってみるのか」「退職する場合はいつ頃を目安にするのか」など、自分なりの方向性を考えておくことが大切です。
ここでは、看護師を続ける場合と辞める場合に、それぞれ準備しておきたい点を紹介します。
続ける場合は期限や目標を決める
今の職場で働き続けると決めた場合は、自分なりの期限や目標を決めてみることも一つの方法です。
「とりあえず1年は続けなければならない」と考えると、先が長く感じて苦しくなる場合もあります。一方で、「次の面談まで」「夜勤に慣れるまで」「できる業務を増やせるまで」など、短い区切りを決めると、今後のことを考えやすくなる場合があります。
たとえば、半年後や次の評価時期を目安にして、「その時点で今より少しでも働きやすくなっているか」「相談した内容が改善されているか」を振り返ってみるのもよいでしょう。
期限を決めることは、無理に我慢を続けるためではありません。今の職場で働き続けられそうか、自分に合った環境かを改めて判断するための目安として考えてみてください。
辞める場合は就業規則や生活費を確認する
退職すると決めた場合は、就業規則と退職後の生活費について確認しておくことが大切です。
退職の申し出をいつまでに行う必要があるか、誰に伝えるのか、有給休暇をどのように扱えるのかは、勤務先の就業規則によって異なります。直属の上司である師長や人事担当者に確認し、職場のルールに沿って手続きを進めることで、退職までの流れを整理しやすくなるでしょう。
また、退職後は給与がなくなる一方で、退職後の状況によっては、住民税や健康保険料、国民年金保険料などを自分で支払う必要があります。
退職を急いで決める前に、以下の点を確認しておくと安心です。
金銭面の見通しを立てておくことで、退職後の不安を減らし、次の行動を落ち着いて考えやすくなります。



私も退職する時はわからないことばかりだったので、
退職後のお金や手続きについて病院の事務や経理に直接聞いていました。
大切なことなのでキッチリと済ましておきたいですよね。
焦って次の職場を決めない
今の職場を辞めた場合、今後の収入や看護師としてのキャリアが心配になるかもしれません。
しかし、不安な気持ちのまま焦って次の職場を決めると、後悔につながる可能性もあります。
十分に自己分析をしないまま転職すると、前の職場と同じような悩みを抱えてしまうことがあります。また、実際に働き始めてから、病院ごとのルールや人間関係、業務の進め方が自分に合わないと気づく場合もあるでしょう。
次の職場を探す前に、「自分にはどのような職場が向いているのだろう」「どのくらいの収入や生活のバランスを保ちたいのだろう」「少し休んでから考えてもよいのではないか」と、自分の希望を整理してみることが大切です。
一人で抱え込まず、辞める前から看護師向けの転職エージェントを利用して情報収集したり、看護師の知人から話を聞いたりして、選択肢を広げておくとよいでしょう。
まとめ|つらい原因を整理して次の行動を決めよう




今回は、看護師1年目で仕事を辞めたいと考えている方へ、つらい原因と今後の選択肢について解説しました。
看護師として働く中で、つらい思いや辞めたいと感じるのは、決して珍しいことではありません。
一方で、限界まで我慢すると心身の回復に時間がかかることがあります。新人時代の一時的なつらさなのか、それとも健康を損なうほど無理をしている状態なのかは、分けて考える必要があります。
まずは落ち着いて、今感じているつらさの原因と心身の状態を整理してみましょう。そのうえで、相談する、環境を調整する、休む、転職を考えるなど、自分に合った次の一歩を選んでいきましょう。


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